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社会基盤工学専攻修士2年の鈴木達也君が平成25年度土木学会全国大会第68回年次学術講演会にて,「優秀講演者賞」を受賞(社会基盤工学科)

社会基盤工学専攻修士2年の鈴木達也君が平成25年度土木学会全国大会第68回年次学術講演会にて,「優秀講演者賞」を受賞

学会:土木学会

著者:鈴木達也,木下幸治

演題:円柱を有する鋼製橋脚隅角部の弾塑性挙動に関する解析的検討

概要:

都市内高速道路の高架橋等に採用されている鋼製ラーメン橋脚の隅角部では顕著なせん断遅れ現象が発生することで梁と柱の一般部に比べ板厚が厚く設計される.兵庫県南部地震以降Lever2地震動が用いられ,Lever2地震動に対してこれまでと同様な設計法を用いることで,隅角部の板厚はかなり厚くなっている.板厚増加の結果,製作,輸送,並びに架設に困難が生じている.受賞者は,この課題に対して,梁フランジ構造の違いが円柱を有する鋼製橋脚隅角部の弾塑性挙動に及ぼす影響について載荷試験および弾塑性FEM解析により検討を行ってきている.この研究発表では,その隅角部の弾塑性挙動に影響を及ぼすいくつかの影響因子を考慮した高度な解析的検討により,それら因子の影響を定量的に明らかとした結果を発表した.