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野々村 修一(ノノムラ シュウイチ)

NONOMURA Shuichi
職名 教授
学科 電気電子・情報工学科
コース 電気電子コース

研究概要

太陽光発電に関する研究を推進している。特にシリコン系薄膜太陽電池の開発と新規な評価手法の開発を行っている。以下にその内容を説明する。  (1) 薄膜シリコン太陽電池の高効率化のための新規半導体材料の開発。バンドギャップチューニングが可能なシリコン/ゲルマニウム クラスレート半導体薄膜の開発。 (2) 低価格で高い光散乱性能を有する高フェーズ透明電極の開発。ガラス基板表面の低反射率化。 (3) 結晶シリコン太陽電池のポテンシャル誘起劣化(Potential Induced Degradation)抑止に関する研究。 (4) 薄膜シリコン太陽電池の欠陥密度評価手法の開発、エレクトロアブソープション法による新材料のバンドギャップ評価。 (5) 粒界・ナノ結晶部分の評価を可能にする光起電力顕微鏡の開発。 (6) 太陽光発電の農業分野等の他分野への応用研究。 を行っている。 また、未来型太陽光発電システム研究センターのセンター長を務めている。研究センターの部門として、薄膜シリコン研究開発部門、太陽電池モジュール評価研究開発部門、色素増感太陽電池研究開発部門、太陽光発電量評価部門、ハブリッドエネルギーシステム研究開発部門がある。


プラズマテクノロジーからバンドギャップチューニングが
可能なシリコン/ゲルマニウムクラスレートへ移行

表面形状の制御による高フェーズ透明電極の開発

研究キーワード

 薄膜太陽電池、高フェーズ透明電極、シリコン/ゲルマニウムクラスレート、光誘起劣化

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