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博士後期課程修了者村田直樹さんと指導教員の李富生教授が平成29年度環境シス テム計測制御学会奨励賞を受賞

平成28年3月に博士後期課程を修了した村田直樹と指導教員の李富生教授(他2名)が第29回環境システム計測制御学会研究発表会において,発表した査読付き論文が平成29年度環境システム計測制御学会奨励賞を受賞しました。

受賞発表論文:淀川原水へのセラミック膜ろ過技術の適応研究(Ⅱ)(環境システム計測制御学会誌, Vol. 22, No. 2/3, pp. 20-26, 2017)


概要:社会活動、生活活動の多様化と高度化に伴い,水道水源となる河川や湖沼の水質がより複雑になっている。このような状況下における水道水の安全を確保していくためには,既存の浄水処理システムに新しい処理技術を組み合わせることによる高度な浄水処理の実現が重要になる。本論文の研究は、既存の浄水処理システムへのセラミック膜ろ過技術の適用を目指し,淀川を水源とする浄水処理場における膜ろ過施設の最適な導入位置について,主に膜ファウリングへの関与が指摘されているバイオポリマーとフミン質の両物質群の挙動から検討を行ったものである。

 

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