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博士後期課程修了者村田直樹さんと指導教員の李富生教授が平成27年度環境シス テム計測制御学会論文賞を受賞

平成28年3月に博士後期課程を修了した村田直樹と指導教員の李富生教授が平成27年度環境システム計測制御学会論文賞を受賞しました。
 
受賞論文:膜ろ過高度浄水処理システムに関する研究(環境システム計測制御学会誌, Vol. 20, No. 2/3, pp. 11-18, 2015.)
 
概要:生活の多様化と高度化に伴い河川や湖沼の水質問題がより複雑になり,加えて福島原子力発電所事故による放射性物質の問題のように,水質に係わる不確実な要素は常に存在している。このような状況下において,水道水の安全を確保するためには,新しい水処理技術に従来の要素技術を有効に組み合わせた高度な浄水処理システムの構築が必要になる。本論文は、セラミック膜ろ過に凝集,活性炭吸着,塩素酸化,化学的強化逆洗を組み合わせた浄水処理システムを提案し,その効果を高濃度に藻類を含有する水道水源に対して行った長期パイロットスケール実験より検証を行ったものである。