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研究最前線(2021年2月掲載・維持管理工学研究室)

コンクリートの一生をプロデュースします

教授・小林孝一(維持管理工学、建設材料学)

維持管理工学研究室

研究概要

 塩害やアルカリシリカ反応,凍害などの劣化メカニズムの解明,既設コンクリート構造物の性能の残存性能の評価,新材料の開発も含めた補修・補強方法の提案,などコンクリート構造物の耐久性の向上を目的とした研究を行っています.

コンクリートの耐久性に関する研究

 コンクリート構造物の劣化メカニズムを明らかにし,適切な診断を下すことが,構造物の長寿命化に繋がります.

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塩害による橋梁の鉄筋腐食

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アルカリシリカ反応による擁壁のひび割れ

 

コンクリートの高性能化に関する研究

 コンクリートの高性能化によって,新しい形式の構造物を目指します.

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コンクリート構造物の補修技術に関する研究

 既に劣化が起こってしまったコンクリート構造物に対しては,補修を実施して,延命化,長寿命化を図ります.

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アルカリシリカ反応に対する亜硝酸リチウム圧入による補修

維持管理photo3_右.jpg電気防食による塩害の補修