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【社会連携】インドネシア金型工業会との意見交換会を開催(4月14日)

 岐阜県・東海地域は我が国の自動車関連産業が最も盛んな地域で、金型関連産業もこの地域に古くから集積しています。自動車産業をはじめ各種製造業の成長、発展とともにこの地域の金型産業も発展してきました。地域産業界から優秀な若手技術者の育成と金型研究推進の要請を受け、岐阜大学に2006年、金型創成技術研究センター(以下;センター)が設立されました。センターでは学生に対して、製品設計から成形加工まで一気通貫型の実践的ものづくり教育を展開しています。さらに地域自治体と協働して企業技術者に対する金型分野の教育も行っており、国内外からの注目度が非常に高いセンターです。

インドネシア金型工業会集合写真

 平成26年4月14日(月曜)、岐阜大学工学部でインドネシア金型工業会(IMDIA ; Indonesia Mold & Dies Industry Association)との意見交換会がセンターの支援・参画の下、開催されました。日本の自動車関連企業などはインドネシア進出に積極的で、金型関連企業もインドネシアへの進出を真剣に考えています。
 この交流会は、インドネシア金型関連企業と岐阜県金型関連企業、岐阜県内の行政、センターとの交流を図ることを目的としています。岐阜県商工労働部 堀部 次長、岐阜大学副学長 王 教授、インドネシア金型工業会 Wikara 副会長の挨拶の後、下に示す3つの紹介がありました。
 ・金型創成技術研究センターの紹介、センター見学(山下 金型創成技術研究センター長)
 ・インドネシア金型工業会の活動報告 (谷川 インドネシア金型工業会 事務局長)
 ・岐阜県の金型産業の状況(黒田 岐阜県金型工業組合 理事長)

IMDIA意見交換会  当日はインドネシアから金型工業会会員15名の他、岐阜県商工労働部、日本貿易振興機構岐阜貿易情報センター、岐阜県産業経済振興センターより参加がありました。今回の意見交換会を契機に、インドネシアと岐阜県の金型関連企業及びセンターの連携強化が期待されます。

 関連リンク
 ■ インドネシア金型工業会(IMDIA ; Indonesia Mold & Dies Industry Association)
 ■ 岐阜大学 金型創成技術研究センター