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【国際交流】マレーシア国民大学(UKM)との学術交流協定を締結(1月22日)

 岐阜大学工学部は2014 年1月22日、マレーシア国民大学(Universiti Kebangsaan Malaysia / The National University of Malaysia 、以下;UKM)の理工学部と学部間で学術交流協定を締結しました。UKM は1970年に設立されたマレーシアを代表する研究大学のひとつであり、首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)の南東約35キロのスランゴール州バンギ(Selangor, Bangi)に位置します。
 マレーシア国民大学は、マレーシア語での名称 "Universiti Kebangsaan Malaysia" の頭文字を取って"UKM"と呼ばれ、「国民」にあたる部分は英語で"national"なので、国立大学という意味の他、"national"には国民の熱意と支援によって設立されたという意味も含んでいます。創立以来、研究やアカデミックなプログラム、地域社会への関与と国際化への優れた実績で、スランゴール州周辺の主要な大学のひとつに発展し、教員も学生もそのことが大きな誇りです。
 この学部間協定は、岐阜大学工学部の纐纈 守 教授(化学・生命工学科/物質化学コース)が2011年、インドで開催された国際会議でUKMのBohali 教授と知り合ったことをきっかけに交流が始まり、2013年9月に纐纈 教授がUKM に招待された際、大学間交流に関する意思表示があり実現したものです。UKM は13の学部を有する総合大学であり、様々な国際的な大学ランキングでも常に国内最上位に位置し、マレーシアを代表する最高学府のひとつとして内外から高い評価を得ています。

マレーシア国民大学と学部間協定調停式 2013年12月、野々村 修一 副学部長ら3名の工学部教員がUKM を訪問し、UKM理工学部の概要説明を受け、各学科の主な研究や設備を紹介されました。野々村 副学部長による岐阜大学工学部の概要説明後、UKMの理工学部長と協定書への調印が執り行われました。UKMの理工学部は同大学において最大の学部であり、バイオサイエンス・バイオテクノロジー学科、応用物理学科、ケミカルサイエンス・食品技術学科、数理科学科、環境・自然資源学科を有し、岐阜大学としては工学部に限らず、応用生物科学部や教育学部など他学部との交流により、将来大学間協定に発展することが期待されます。今回の学部間学術交流協定調印により、大学間の教職員・学生が活発に交流し、両大学の教育・研究活動のますますの活性化が期待されます。

マレーシア国民大学と学部間協定調停式関連リンク
■ マレーシア国民大学理工学部-岐阜大学工学部学術交流協定書 (PDFファイル;1.04MB)
■ マレーシア国民大学HP(Universiti Kebangsaan Malaysia [馬語]/ The National University of Malaysia [英語])
■ 同理工学部HP(Fakulti sain dan teknologi [馬語]/ Faculty of science and technology [英語] )