トップページ > トピックス > 【行事】ものづくり体験学習[ものづくり技術教育支援センター](7月28日)

【行事】ものづくり体験学習[ものづくり技術教育支援センター](7月28日)

 工学部ものづくり技術教育支援センター ものづくり技術開発支援室(機械工場)では,毎年夏休みに地域交流の一環として小学生を対象とした「ものづくり体験学習」を開催しています。「ものづくり体験学習」では地域の小学生の皆さんが実際にものづくりを体験します。そしてその面白さや完成したときの達成感を感じてもらい,ものづくりに興味をもってもらうことを目的としています。毎年ご好評をいただき,今年も開催することができました。今年のテーマは「電動プロペラボートを作って走らせてみよう!」です。

 はじめに,多賀 副センター長から参加した小学生10名と保護者の皆様へ挨拶がおこなわれました。その後,大本室長からプロペラボートの簡単な仕組みと製作方法の説明の後、ものづくり技術開発支援室のオリジナル設計・製作したプロペラボートの作製が始まりました。プロペラボートの船底部分は子供にも扱いやすい発泡材となっています。子供たちはセンター職員指導の下,発泡剤を本格的な工具を使い切断加工を体験しました。加工した船底の上部にモーター,電池とプロペラを取り付け,防水シールで船体の装飾を施しました。子供たちは見慣れぬ工具や初めての作業に終始目を輝かせている様子でした。
  完成したプロペラボートでレースゲームをおこないました。用意されているコース上を走らせタイムを競い合うゲームです。プロペラは複数用意され,自由に組み合わせることができるようになっています。子供たちは大きいプロペラをつけたほうが速いのか,小さいプロペラで船体を軽くしたほうが速いのか,それともプロペラを複数組み合わせるほうが速いのかと試行錯誤を繰り返しました。子供たちからはプロペラボート作製の中で,プロペラボートの仕組みに関心を持ち,「より良いものを作ろう」という意思が感じられました。 子供たちにはプロペラボートの作製を通じて,ものづくりの面白さを存分に感じてもらい,ものづくりに関心を持ってもらえたと思います。この「ものづくり体験学習」が子供たちの良き思い出になり今後の糧になれば幸いです。参加者の皆様,「ものづくり体験学習」にご参加いただき,誠にありがとうございました。

■ 関連リンク
ものづくり技術教育支援センター 
ものづくり体験学習「電動プロペラボートを作って走らせてみよう」