2026年5月 4日
自然科学技術研究科 物質・ものづくり工学専攻 物質化学領域2年 駒井遥名さんと化学・生命工学科 物質化学コース 船曳一正 教授、水野翔太 助教、窪田裕大 准教授、犬塚俊康 准教授、三輪洋平 教授の研究成果が日本化学会のChemistry Lettersに掲載され、Editor's Choice 1)に選出されました。
論文名:Dual-Mode Visual Detection of Ammonia Based on the Vapochromism of a Fluorinated Pentamethine Cyanine Dye Doped in Silicone Films
著者:Haruna Komai, Shota Mizuno, Yasuhiro Kubota, Toshiyasu Inuzuka, Yohei Miwa, Kazumasa Funabiki*(*Corresponding Author)
本論文では、芳香環をすべてフッ素化したペンタメチンシアニン色素をシリコーン薄膜に添加すると、この薄膜は、アンモニア蒸気暴露で「青色から無色」へ、さらに「赤色蛍光の消失」という劇的な変化を起こす材料になること。さらに、この反応は空気中で速やかに回復する高い可逆性を備えており、次世代燃料としてのアンモニアを安全に運用するための、直感的な目視検知ツールとして期待されることも明らかにしています。

1) Editor's Choice とは 担当編集委員より査読後、優秀論文として推薦を受け、委員長の承諾をもって Editor's Choice論文として選定されています。 Editor's Choice 論文は、無償でオープンアクセス公開されています。