国立大学法人岐阜大学 工学部 機械コース


機械コースの概要と特徴

概要

 身のまわりのものから巨大構造物まで,いいかえれば,マイクロマシンから宇宙ステーションまでの人間社会を支える「モノ」,機械工学はこの「モノづくり」のための知識と技術およびそれらを応用する能力を養う学問であり,極めて広い分野で,設計・開発・製作に大きく貢献しています。機械コースでは,この分野の基礎である4大力学(材料力学,機械力学,流体力学,熱力学)に生産加工学を加えた5つの専門分野を主とし,コンピュータを用いた解析評価技術をも取り入れた教育・研究を行い,体験型実習科目および情報処理科目を含む優れた教育システムによって,新技術にも幅広く対応できるオールラウンドな機械エンジニアを育成しています。

教育の特徴

 機械コースのカリキュラムは,機械エンジニアとして自動車および宇宙航空産業をはじめとする様々な製造現場において必要となる材料力学,機械力学,流体力学,熱力学および生産加工学それぞれの基礎理論を学んだ上で,各分野のより専門的な内容の科目とそれらを応用するCAEや設計製図などの実践的演習科目が組まれています。さらに卒業研究を通して,最新の機械工学理論,問題解決能力およびプレゼンテーション能力を養うことができます。

様々な分野で活躍する卒業生達