古屋 耕平(フルヤ コウヘイ)
FURUYA Kohei |
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職名 |
准教授 |
学科 |
機械工学科 |
コース |
機械コース |
研究概要
機械の振動騒音の低減や音質改善など、振動と音の問題に取り組んでいます。研究ではCAE(コンピューターによる設計支援技術、Computer-Aided Engineering)を活用しています。
- 構造音響連成系の最適設計
低周波の自動車の室内騒音は、車体の振動と空気が影響を及ぼし合い発生しています。この騒音を軽量化など他の要求を満足しつつ、かつ設計段階で対策するための方法を検討しています。研究では図1に示すような車体と室内空間の有限要素モデルを利用しています。
- CFRPなどの複合材料や樹脂材料のモデリング
自動車の運動性能や燃費を向上させるためにCFRPなど複合材料が利用され始めています。CFRP製の車体の振動騒音特性を高精度に予測するための検討を行っています。
- 実験モード解析
数値解析だけに頼るのではなく、実験による解析結果の検証や対策立案も行います。図2は機械の振動特性を実験的に把握する実験モード解析を行っている様子です。
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図1 自動車の車体と室内空間の有限要素モデル |
図2 減速機の振動騒音特性の実験把握 |
研究キーワード
振動騒音、最適設計、複合材料、モード解析
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