| LEE Keunseob |  | 
| 職名 | 助教 | 
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| 学科 | 機械工学科 | 
| コース | 機械コース | 
近年、飛行機は貨物の高速輸送および乗客の長距離移動にとって不可欠な手段となっています。そのため、多くの研究者は飛行機のエネルギー効率を向上させるため研究を進めています。空気と飛行機の間での摩擦抵抗は飛行機の全体抗力の約半分を占めるため、摩擦抵抗の低減はエネルギー効率の大きな向上につながります。したがって、飛行機の後退翼上の流れを理解し流れをコントロールすることが重要になります。しかし、後退翼は、流出の方向と圧力勾配の方向が揃っていないため、境界層が3次元になることから、早い段階で乱流に遷移するという欠点があり、乱流遷移が早く起きる理由も明らかになっていない状況です。私の研究は、回転円盤流の遷移過程に現れるらせん状の渦構造を数値シミュレーションにより調べています。特に、3次元境界層での不安定性の性質について詳細に検討しています。
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| 図1 回転円板上に形成される3次元境界層での全体不安定性により成長された縦渦の可視化 | 
流体工学、数値シミュレーション、3次元境界層、境界層遷移
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