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【行事】JAXA 植松 博士をお迎えして特別講演会を開催(10月30日)

 平成25年度岐阜大学工学部特別講演会として10月30日(水曜)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の植松洋彦 博士を講師にお迎えして、「日本の「こうのとり」有人宇宙開発への挑戦」をテーマにご講演いただきました。当日は多くの学生、教職員が聴講し、熱心に耳を傾けていました。
 こうのとり(HTV)は国際宇宙ステーション(ISS)で働くクルーの日用品、実験装置を運ぶ日本初の宇宙船で、2009年に1号機の運用成功後、2013年8月に4号機が打ち上げられました。
 講演会ではHTVの構造、無人であるHTVをISSまで誘導する航法誘導制御、高度な信頼性・安全性を確保するため一故障許容(1-fail tolerance)に加え、二故障安全(2-fail safe)で設計されていること、HTV4号機の組立から打上げまでの動画、HTV4号機が大気圏に突入する動画、将来への発展計画などHTVにまつわるいろいろなお話を伺いました。講演後、多くの質問が寄せられ盛況のうちに終了となりました。

平成25年度岐阜大学工学部特別講演会の様子(2013/10/30)【講演題目】 日本の「こうのとり」有人宇宙開発への挑戦
【講師】 植松洋彦 博士 
     宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙ミッション本部宇宙船技術センター 技術領域リーダ

【開催日時】 平成25(2013)年10月30日(水曜)16時10分~17時40分(終了しました)
【開催会場】 岐阜大学工学部201教室

特別講演会ポスター(2013年10月30日)