2014年4月24日
2014(平成26)年4月17日[木曜]にインテックス大阪で開催された第6回学生金型グランプリ(主催:日本金型工業会)に、岐阜大学 金型創成技術研究センターの学生が出場し、企業専門家の前で金型と成形品の展示、プレゼンテーションを行い、プラスチック金型部門で金賞を受賞しました。 この大会は大学等で金型を学ぶ学生が、『同じ製品を成形する金型』を各チーム別々に開発して、競い合うものです。金型グランプリは、INTERMOLD2014 / 金型展2014(開催期間4月16日[水曜]~19日[土曜]、入場者46,459人)の会場内で行われ、金型は全期間通して展示、非常に多くの企業技術者にご覧いただきました。成形する製品は同じですが、金型は各チーム独自の設計思想や技術が取り入れられているため、学生にとってお互いの展示を見て学び合える大変貴重な教育の場になっています。またグランプリにはプレス金型部門もあり、金型センターは毎回、両部門に参加しています。
今回、プラスチック金型部門には日本と中国の6大学が参加しました。製品は「5×1インチ連結式三角スケール」でした。昨年度の4年生8名が、2013(平成25)年10月~2014(平成26)年2月にかけて製作しました。流動樹脂の挙動がCAE検討により最適化され、サイクルタイムが短く高効率な生産が可能な金型構造となっていることが高く評価されたようです。
金型センターで行っている実践的ものづくり教育は、産業界から注目され、修了者に対する評価も高いものです。
関連リンク
■ 岐阜大学 金型創成技術研究センターHP
■ 第6回学生金型グランプリ結果発表(日本金型工業会HP)