2015（平成27）年6月1日[月曜]，岐阜大学多目的教育研究棟において，平成27年度前期（第13期）社会基盤メンテナンスエキスパート（ＭＥ）養成講座開始式が執り行われました．

　岐阜大学は岐阜県と連携し，岐阜県内の社会基盤技術者の技術力向上を目的に，高度な知識を持った総合技術者（社会基盤メンテナンスエキスパート：ME）の養成講座を開催しています．ME養成講座は，大学院工学研究科の履修証明プログラムとして工学部附属インフラマネジメント技術研究センターが実施しています．この講座は2008年より行っており，2008年～2014年度までに計12回開催し，岐阜県内を中心に249名のMEが誕生しました．

 

　第13期となる今期は，岐阜県内の建設会社・コンサルタント会社・役所などに勤める社会基盤技術者32名が6月1日[月曜]から6月26日[金曜]まで受講します．

　開始式は，インフラマネジメント技術研究センター　大谷 准教授の司会で進められました．

　六郷 工学部長より「トンネルや橋梁といった社会基盤インフラを整備・管理するため，問題点を調査し，有効な対策を施すMEは，高度で重要な役割を担っています．この講座を受講され，皆様が安心・安全な社会基盤整備を担うことを期待しています」と受講生32名に向けて言葉を贈りました．

　続いて，インフラマネジメント技術研究センター長・沢田 教授より「ますます社会基盤インフラの維持管理が重要視されています．この講座で学ぶ知識・技術を現場に生かし，次世代の技術者へ伝承して下さい」 と挨拶しました．