2016年7月28日
工学部ものづくり技術教育支援センター ものづくり技術開発支援室(機械工場)では,毎年夏休みに地域交流の一環として小学生を対象とした「ものづくり 体験学習」を開催しています.「ものづくり体験学習」では地域の小学生の皆さんが実際にものづくりを体験できます。そしてその面白さや完成したときの達成感を感じてもらい,ものづくりに興味をもってもらうことを目的としています.毎年ご好評をいただき,今年も開催することができました.今年のテーマは「手回し笛オルガンを作ってみよう!」です.
はじめに,今尾 センター長から参加者への挨拶がおこなわれました.続いて,宮地 技術専門職員から体験学習の説明があり,その後手回し笛オルガンの作製が始まりました.
作製はセンター職員の指導の下おこなわれました.手回し笛オルガンの部品は工学部機械工場で制作・加工されており子供でも扱いやすい物となっています.子供達は積極的に作り方を聞くなどして熱心に作業に取り組んでいました.
手回し笛オルガンは専用の楽譜を通すことで音を鳴らします.専用の楽譜も紙に穴をあけるだけのもので,既存の曲やオリジナルの曲を簡単に奏でることができます.子供達は思い思いの楽譜をつくり楽しんでいる様子でした.
参加者の子供達には手回し笛オルガンの作製を通じて,ものづくりの面白さを存分に感じてもらい,ものづくりに関心を持ってもらえたと思います.この「ものづくり体験学習」が子供たちの良き思い出になり今後の糧になれば幸いです.参加者の皆様,「ものづくり体験学習」にご参加いただき,誠にありがとうございました。
■ 関連リンク
ものづくり技術教育支援センター
ものづくり体験学習「手回し笛オルガンを作ってみよう!」