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永井 学志(ナガイ ガクジ)

NAGAI Gakuji
職名 准教授
学科 機械工学科
コース 知能機械コース

研究概要

 構造物や固体材料の各種負荷に対する数値シミュレーション手法 ― 特に有限要素解析手法 ― の開発を軸足として、いくつかの研究を行っています。たとえば、

  • 複合材料の破壊進展挙動予測をターゲットとして、X線CTなどにより撮像された3次元デジタル画像と有限要素解析の融合
  • 電磁気が絡んだ機能性材料の挙動予測をターゲットとして、マルチフィジクス問題を古典的熱力学視点から凸型で有限要素定式化
  • 「データ構造とアルゴリズム」に基礎を置いた、GPUやMPIクラスタ向けの超並列計算アルゴリズムの開発

などが最近の研究テーマです。

 一方で、大学にいる身として、エンジニアの卵教育も大切と考えています。「使い方によっては凶器となるCAEなど不要です。それよりもまず、材料力学と素朴な力学実験で直感を鍛えましょう。加えて、できれば、人類の英知である数学・物理という便利な道具を身に着けてくださいね。」と公言しています。研究と教育をどのように融合するのか、それも目下のテーマです。

X線CTにより撮像された発泡金属画像に対するFEM応力解析

研究キーワード

 計算固体力学、ハイパフォーマンスコンピューティング、3次元デジタル画像

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