HAKOYAMA Tomoyuki | ![]() |
職名 | 准教授 |
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学科 | 機械工学科 |
コース | 機械コース |
輸送機器軽量化のため、軽量化材料である高張力鋼やアルミニウム合金などの利用が進んでいます。しかしこれら軽量化材料は難加工性のため、弾塑性加工解析(例えば、有限要素解析)の助けが不可欠です。そして、弾塑性解析の予測精度向上には、その解析に使用する数学的モデル(材料モデル)の影響が大きく、材料モデル高精度化に資する以下のテーマに取り組んでいます。
1. 多軸材料試験による材料モデル決定手法の構築
デジタル画像相関法や逆解析を活用した、簡便かつ高精度な材料モデル決定手法の構築に取り組んでいます。
2. 結晶塑性解析による材料モデル決定手法の構築
メゾスケールの変形を直接記述できる、結晶塑性モデルによって、マクロスケールの材料応答を予測し、それを用いた材料試験レスの材料モデル決定手法の構築に取り組んでいます。
3. 中性子線を活用した金属組織計測システムの構築と応用
中性子線は電子線やX線と比較して透過度が高く、非破壊計測手法として、期待されています。中性子線を活用した計測系の最適化と特徴を生かしたものづくりへの応用研究に取り組んでいます。
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図1 プレス成形と塑性加工解析例 | 図2 デジタル画像相関法を用いた変形挙動測定 |
弾塑性力学,塑性加工学,計算力学,量子ビーム計測
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