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内藤 圭史(ナイトウ ケイシ)

NAITO Keishi
職名 准教授
学科 機械工学科
コース 機械コース

研究概要

◆高分子材料の力学物性と破壊に関する研究・開発◆
 高分子材料は分子(単量体)が繰り返し結合(重合)した"分子鎖"が互いに絡み合うことによって成り立っており,その力学物性は,分子鎖の絡み合い,分子鎖の配向度(分子鎖が同じ方向を向いている割合),結晶化度等に大きく影響を受けます.また,分子鎖の絡み合いは,クレージングと呼ばれる高分子材料特有の現象(破壊の前駆現象)にも大きく影響を与えます.そこで,我々は「分子鎖の絡み合いと力学物性・破壊の関係」について研究し,そのうえで,研究結果を応用するための開発も行っています.

◆高分子系複合材料の機能性向上に関する研究・開発◆
 繊維強化プラスチック(FRP)や粒子充填複合材料の機能性(特に力学物性)を向上させるための研究を行っています.例えば,最近は,短繊維強化プラスチックの強度上下限を簡易に予測する手法の開発や,3次元等方性FRPの作製(ウニ状炭素粒子およびそれを充填した複合材料の作製)を行っています.

ウニ状炭素粒子(カーボンスパイクボール)の試作品

研究キーワード

 機能性高分子材料、高分子物性・加工、高分子系複合材料

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