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地域システム計画研究室の大野沙知子さん(博士後期課程1年)が第29回建設マネジメント問題に関する研究発表・討論会で建設マネジメント委員会優秀講演賞を受賞(社会基盤工学科)

地域システム計画研究室の大野沙知子さん(現 博士後期課程1年)が第29回建設マネジメント問題に関する研究発表・討論会(平成23年12月15日開催)で、建設マネジメント委員会優秀講演賞を受賞(社会基盤工学科)

◆受賞タイトル:「地域協働型道路施設管理を目指した仕組みづくりと人づくりのあり方に関する研究」

◆受賞日:平成24年8月9日

概要:本研究では,道路施設管理の課題として,従来,自治体が担っている公共の領域を見直し,様々な担い手を活用した道路施設管理体制が肝要であることを指摘,地域住民を含めた様々な主体が連携する地域協働型道路施設管理のあり方を仕組みづくりと人づくりに着目して検討しました。具体的には,道路維持管理に関する先進事例の運用実態を明らかにすることで,仕組みづくりの方向性として,「自治体間の連携」,「民間活力の活用」および「住民参加」を示しました。また,仕組みづくりから見える人づくりの課題を抽出し,その方向性として「専門家の育成」,「住民の主体的な活動の創出」を提示するとともに,人づくりを仕組みづくりに結びつけるために「中間支援組織の活用」が重要であることを明らかにしました。なお,発表論文は,高木朗義教授,倉内文孝教授,出村嘉史准教授との共著です。

研究室HP:http://www.gu-rsp.org/main/