日本とフランス，お互いの理解と友好関係を深め，両国間の文化交流に寄与することを目指し，岐阜日仏協会がフランスの学生の来日と岐阜の短期滞在の支援をしています．今回，学生交流として，前年（2014年7月）に引き続き岐阜大学工学部を訪れました．

　工学部訪問にあたり，紀平 和馬 君（大学院グローバル環境・エネルギーコース），太田 健太郎 君（グローバル環境・エネルギーコース）が英語による司会進行を担当しました．

　挨拶が野々村 修一 副工学部長，テレコムパリテック学生団の代表そして岐阜日仏協会より行われました．

　その後，機械工学科 知能機械コース 伊藤研究室，毛利研究室を訪問しました．人間情報学・ロボット工学に関する最先端のラボを訪問し，伊藤 聡 教授，毛利 哲也 准教授とそれぞれの研究室の学生より研究内容の説明や実験のデモンストレーションが行われました．知能制御・ロボティクスといった最先端の研究内容や実験装置についてテレコムパリテックの大学生から質問がありました．

　次に交流会が行われました．テレコムパリテックの学生と本学部大学生・大学院生合わせて約40名がテーブルに分かれ，グループワークが行われました．1)フランスと日本の印象，2)趣味などについて主に英語で意見交換を行いました．また，本学部学生はテーブルに用意された折り紙で鶴の折り方などテレコムパリテックの大学生に教えていました．

　最後に，嶋 睦宏 教授（グローバル化推進室長）の閉会の挨拶で，盛況の内に終了となりました．交流会は終始，和やかな雰囲気で進められ，双方の学生にとって貴重なよい経験になりました．