IKEDA Takahiro | |
職名 | 助教 |
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学科 | 機械工学科 |
コース | 知能機械コース |
現在取り組んでいる研究テーマは主に以下の2つです.
(1)ドローンを用いた遠隔操縦システム
(2)ディープラーニングを用いたジェスチャ認識
また,これまでに以下のテーマについて研究しました.
(3)fMRI環境下で使用可能な歩行動作提示装置
(4)橋梁点検のための打音検査・目視点検ドローン
(1)ドローンを用いた遠隔操縦システム
建設機械を対象としてドローンを用いた遠隔操縦システムの研究を行っています.従来の遠隔操縦装置では作業現場を撮影するカメラの視点を自由に変更できません.本研究では3次元で自由な位置でホバリング可能なドローンを使用することで,死角のない自由な視点から現場を目視でき遠隔作業の効率を上げることを目標とします.
(2)ディープラーニングを用いたジェスチャ認識
工場内で部品搬送を行うロボットに対して,一般の作業者が直観的に移動指示できるシステムを目的としてジェスチャ認識技術を研究しています.ディープラーニングを使用することで指差しなどの直感的な指示方法を実現します.
(3)fMRI環境下で使用可能な歩行動作提示装置
fMRIで脳活動を計測しながら,被験者に歩行動作を提示する装置を研究開発していました.fMRIは高磁場環境で磁場変化を計測する装置であるため,計測に悪影響を与えない装置として,ステンレスと樹脂で構成され空気圧駆動の装置を独自に開発し,脳活動の計測を行いました.
(4)橋梁点検のための打音検査・目視点検ドローン
橋梁は定期的な点検(打音点検・目視点検)を少人数低コストで実施可能とする点検ドローンを研究開発しました.ドローンの上部にアームを備え,橋脚・床版・支承などに手先をアクセスすることができます.GPSが取得できない環境での自律制御や手先位置の安定制御について研究しました.
ロボティクス,メカトロニクス,ドローン,人支援技術,ジェスチャ認識