中村 克行(ナカムラ カツユキ)
職名 |
助教 |
学科 |
化学・生命工学科 |
コース |
生命化学コース |
研究概要
老化や遺伝性筋疾患であるデュシェンヌ型筋ジストロフィー、加齢性筋疾患であるサルコペニアの分子機構を解明するため、いくつかの研究を行っています。たとえば、
・ゲノム編集技術および生殖工学・遺伝子工学を用い、ヒトへの高い外挿性を示すラットにおける新規老化評価系の構築
・デュシェンヌ型筋ジストロフィーモデルラットを用いた病態機序解析ならびに薬効評価系の構築、新規治療方法の探索
・細胞老化の機序解析、細胞老化抑制を達成するための新規モダリティーの探索
などが直近のテーマです。
細胞やマウスだけでなく、ラットを用いたゲノム編集技術に取り組んでいます。標的遺伝子のノックアウト以外にも、長鎖レポーターノックイン技術を確立しています。本技術をフル活用し、トランスレーショナルリサーチを推進していきます。
基礎研究の成果の会実装を目指していきたいと考えています。ケルスケア領域におけるさまざまな企業とのコラボレーションを積極的に進めていくための体制構築にも取り組んでいます。
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図1 ラット受精卵へのマイクロインジェクション |
図2 老化したラット線維芽細胞の免疫染色(シアン) |
研究キーワード
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