トップページ > 社会基盤工学科 > 環境コース > お知らせ > 出村嘉史准教授と学生チームがUDCコンペにて「岐阜市長特別賞」を受賞(社会基盤工学科)

出村嘉史准教授と学生チームがUDCコンペにて「岐阜市長特別賞」を受賞(社会基盤工学科)

このコンペ(まちの活性化・都市デザイン競技)は、「地域にふさわしい整備構想とまちのデザインについての提案を募り、まちづくりに対する国民の関心を高めるとともに、活力ある美しい景観を備えたまちづくりの実現に寄与することを目的」として、まちづくり月間全国的行事実行委員会、(財)都市づくりパブリックデザインセンター(UDC)が主催して毎年1つの都市を対象に開催されています。第15回である今回の対象都市は岐阜市でした。

提案作品タイトル:「UNIVER-CITY 柳ヶ瀬」-町に散らばる大学の教室―

応募者:出村嘉史、宮地翔、岩本一将、川口直秀、長谷川真穂、大野俊、富田敬之、大井晴奈

受賞した出村准教授と学生

概要:市街地の核として「岐阜大学」の要素をまちへ埋め込む事で、大学と街の機能を高めあう方法を提案。学生と地域住民のコミュニティ形成等、内発的なまちづくりへの発展をめざし、地区内にある既存施設を活用して、大学施設を分散させる土地利用(用途混成)を計画し、そのための以下のような基盤整備を提案する。

1)岐阜大学の教室・講習室・ミーティングルームを市街地の既存の建築物の中へ、部屋単位で移設する(主として賃貸契約)。

2)アーケード街路網は現状を維持して車両の通過交通を排除。歩行者の経路を確保して区画内の誘導を融通する。学生にとって街路は大学施設の廊下と同義になる。

3)学生の居場所(市民の居場所でもある)を積極的に確保するため、市街地の内部に小規模な緑地・スクエアを建設。

4)岐阜駅と大学地区の間には、商店街の他、学生下宿を重点的に斡旋し、市街地居住の呼び水とする。

リンク先:

http://www.udc.or.jp/activities/design/design15_kekka.html(財団法人 都市づくりパブリックデザインセンター)

http://www1.gifu-u.ac.jp/~ceip/(地域環境デザイン研究室)