トップページ > 社会基盤工学科 > 出村 嘉史(デムラ ヨシフミ)

出村 嘉史(デムラ ヨシフミ)

DEMURA Yoshifumi
職名 准教授
学科 社会基盤工学科
コース 環境コース

研究概要

 都市の景観やその形成史を研究しています。表層的な「見た目」だけでなく、その都市の空間が形成されてきた経緯を探り、健全な都市を運営するために必要なことは何かを知ることが課題です。特に国土の大部分へ影響する地方都市の形成原理を理解して、今後の取組みの基礎的な考え方とすべきです。そのために、

  • 近代の地方都市がつくられてきた経緯の解明(都市形成史研究)
  • 地方都市が都市計画を行うようになった経緯とその内実の解明
  • 都市基盤の整備とその背景の解明(土木技術史研究)
  • 文化的景観を形成する必然や構成の解明

などを遺された文献史料や構造物から実証的に行うことを最近の研究テーマとしています。

 それと関連して、近年地方都市において深刻な問題となっている市街地の衰退や景観の混乱に関して、実践的に対処の仕方を考察することを学生とともに行っております。都市の持続的な経済活動を考えることと、良質な景観形成を考えることは、究極的には同じ意味であると考えています。

巨大インフラ建設と隣接する町の観光戦略の例 柳ケ瀬の活性化のための提案(コンペ案)

研究キーワード

 都市景観、都市形成史、土木計画学

詳細ページ