能島 暢呂(ノジマ ノブオト) | ![]() |
NOJIMA Nobuoto |
職名 | 教授 |
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学科 | 社会基盤工学科 |
コース | 防災コース |
地震工学に関する幅広い研究を通じて、地震リスクマネジメントや事業継続マネジメントのための方法論や基礎情報を提供するとともに、社会のレジリエンス向上を目指します。
(1) 地震ハザード・リスク評価
我が国のすべての地震活動モデルを用いて考えられる限りのあらゆる地震を想定し、強い揺れとそれによるリスクを定量評価する研究を行っています。
(2) 強い揺れが及ぼす影響評価
強震記録を用いて、地震動を特徴づける三要素(振幅・振動数・継続時間)が、人間・居住空間・構造物に与える影響を評価する研究を行っています。
(3) ライフライン系の地震時機能被害・復旧予測
供給系(電気・都市ガス・水道)や交通系(道路・鉄道)の機能が地震時にどれだけ損なわれ、復旧にどれぐらいかかるのか予測する手法を開発し、対策検討に役立てています。
(4) リアルタイム地震防災システム
地震発生直後にうまく緊急対応やシステム制御を行って被害軽減を図る先進的なシステムに関する基礎研究を行っています。
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想定立川断層帯地震による震度3(計測震度2.5)以上の継続時間の予測分布 | 南海トラフ巨大地震による水道供給率の低下と回復の予測(上:地震直後、下:2週間後) |
地震工学、地震ハザード・リスク評価、ライフライン地震防災