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数理デザイン工学専攻の概要

 学部課程で養った基礎的な論理と数理をベースとして,計算機シミュレーション手法をツールに,具体的な理工学問題の解決や技術開発につながる実践的ノウハウを深く掘り下げます。本専攻には工学系教員に加えて,理学系教員も多数いますので,幅広い多彩なテーマが用意されています。例として,確率統計,力学系,流体力学,暗号理論,ナノ材料,超伝導,光素子,超潤滑,計算力学,電波天文学などがあります。あなたが,「もっと勉強したい」と思わずにはいられないテーマがきっと見つかるはずです。

計算数理講座

 数学を含む数理科学は,様々な科学技術分野が共通に持つ理論的土台であり,分野の壁を越えてコミュニケーションを可能とするための言語でもあります。本講座の教育においては,数理テクニックを的確に「使える」のみならず,必要があれば自ら「作り出せる」ようになることを目指しています。特に力を入れている研究としては,非線形現象,ランダム現象,数値解析,流体力学,生命の数理,微分方程式,暗号理論などが挙げられます。

マテリアルデザイン講座

 コンピュータや携帯電話が身近なものになってきています。そこで使われるハードウェア技術のうち,半導体レーザーや電子デバイスなどの様々な機能を持つ素子には,物質の量子論を含む新しい物理学の法則が使われています。本講座では講義や演習を通して,「使える物理」の教育を目指しています。また光通信技術,ナノテクノロジー,原子・分子レベルでの材料設計,量子現象の計算機シミュレーションなどの教育・研究も行っています。

システムデザイン講座

 3年生までに学んだ数学と物理を基礎に,いろいろな要素が複雑に絡み合った工学現象について,数理的手法による分析,モデル化および数値シミュレーションなどを駆使して解明を試みます。具体的には,摩擦のメカニズム,材料と構造の破壊・崩壊過程,天体の軌道運動など,多様なテーマに取り組んでいます。また,宇宙電波望遠鏡を使ったブラックホールの研究も行っています。