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【国際交流】インドネシアのアンダラス大学-岐阜大学合同セミナーを開催(4月2日-6日)

 2014(平成26)年4月2日[水曜]~6日[日曜]、岐阜大学工学部にて
"Joint seminar of Andalas University and Gifu University -13 years of collaboration: the progress and the future-"
「アンダラス大学-岐阜大学合同セミナー 全体テーマ:13年間のコラボレーション:進捗状況と将来」(主催:岐阜大学工学部、共催:岐阜大学国際戦略本部、後援:岐阜大学工業倶楽部岐阜観光コンベンション協会)を開催しました。
 岐阜大学は、インドネシア共和国(以下;インドネシア)のアンダラス大学(Universitas Andalas / Andalas University)と2001(平成13)年、学術交流協定を結んでいます。この協定に基づき、両大学の教員、大学院生の研究成果を発表する合同セミナーを開催しました。両大学の教員・学生間の貴重な研究・教育交流の機会に位置づけられることはもとより、13年間にわたる両校の交流を振り返り、その実績をまとめ、将来の学術交流について検討することも目的としています。

アンダラス大学-岐阜大学合同セミナー集合写真

 六郷 惠哲 工学部長の挨拶の後、講演が行われました。特別講演は3件あり、両大学の教員3人が発表しました。 
1. Indonesia Education System:”From Elememtary to Higher Education”
  インドネシアの教育システム:初等教育から高等教育まで
  ・Edison Munaf 教授(アンダラス大学)
2. Water Quality and Water Treatment
  水質と水の処理
  ・Fuseng Li教授(岐阜大学工学部)
3. Globalization in Japanese University: a Focus on Gifu University
  日本の大学のグローバリゼーション:岐阜大学に注目して
  ・Lee Wah Lim准教授(岐阜大学工学部)

 Edison Munaf教授の講演では、インドネシアの幼稚園から大学までの教育制度、大学の教育制度、学費などについてご発表されました。インドネシア、タイおよびシンガポールの学生の数学能力、化学能力、勉強時間について比較・検討され、2015年、AEC(ASEAN Economic Community;ASEAN経済共同体)が設立されることから、インドネシアの教育制度をより向上させるよう取り組む必要があると述べられました。

合同セミナーの様子 招待講演3件、一般講演13件の発表がありました。一般講演は大学院生の発表が中心となり、英語で発表するため、岐阜大学生にとって国際的なプレゼンテーション能力を高める貴重な機会となりました。各講演後、活発な意見交換が行われました。セミナー終了後、森脇 久隆 岐阜大学長より閉会の挨拶があり、 森脇 学長より記念品が授与されました。
 4日は岐阜市観光、5日に高山・白川郷エクスカーション、6日は道三まつりに参加し、盛況のうちに当合同セミナーを終了することができました。この合同セミナー開催により、今後も両大学の学術交流の益々の発展が大いに期待されます。


アンダラス大学-岐阜大学合同セミナーの様子


関連リンク
■ アンダラス大学-岐阜大学合同セミナープログラム(PDFファイル;570KB)
■ アンダラス大学(Universitas Andalas[インドネシア語] / Andalas University[英語])