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【国際交流】"JENESYS2.0" ベトナムの大学生訪日団27名が岐阜大学工学部訪問(6月27日)

 2014(平成26)年6月27日[金曜],ベトナムの大学生訪日団27名が岐阜大学工学部を訪問しました(協力:国際戦略本部,工学部).この訪問は,日本政府が推進する青少年交流事業”JENESYS2.0” (Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths;21世紀東アジア青少年大交流計画)の一環によるものです.この青少年交流事業は,世界各国の青少年を日本に招へいし,交流を通じて日本の強みである科学技術・ものづくり技術や,日本の歴史や自然といった魅力を世界に発信し,日本ブランドや日本的な「価値」への国際的関心・理解を促進し,日本経済の活性化を目的としています.

 ベトナム大学生訪日団(27名×2グループ)は,6月26日[木曜]~29日[日曜]まで岐阜県(・愛知県)を訪問し,県内各地の企業・自治体・学校・歴史的建築物および自然名所を訪問し,岐阜の人々との交流を通じ,岐阜の優れた科学技術・ものづくり技術に接し,岐阜の自然・文化および歴史を学びます.内1グループについてお世話する岐阜県世界青年友の会(会長 森 秀樹[前 岐阜大学長])が,学校交流として岐阜大学工学部を訪問しました.

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 当日は,川口 凌世 君(機械システム工学科4年),高谷 周司 君(同),伊藤 蓮 君(同)の司会のもと進められ,ベトナム大学生訪問団代表から来日の挨拶,六郷 惠哲 工学部長から挨拶と工学部紹介(概要,国際交流,研究など)が行われました.その後工学部の施設見学が行われ,金型創成技術研究センター附属工場と機械系実験棟を訪れました.金型創成技術研究センターでは 新川 真人 准教授(機械工学科/機械コース)より当センターの説明や附属工場にある設備機器の説明がありました.当センターの金型設計・金型製造から製品の生産に至る最先端の設備機器の充実ぶりに感心され,ベトナムの大学生より活発な質問がありました.
 また,機械系実験棟の見学では.菊地 聡 准教授(機械工学科/機械コース)から流体工学に関する研究内容の説明がありました.プラズマを利用した流れ制御,翼を利用して浮上するエアロトレインの風洞実験など最先端の研究内容や実験装置について訪日団から多くの質問がありました.

JENESYS2.0ベトナム大学生訪問団20140627  次に学生との交流会が行われました.岐阜大学工学部に在籍しているベトナムからの留学生グエン・ズイ・ヒュウ君(機械システム工学専攻1年)による日本での学生生活プレゼンテーションの後行われたベトナム大学生と本学部学生,大学院生22名とのグループディスカッションでは,1)ベトナムと日本の印象,2)趣味などについて主に英語を交え意見交換を行いました.日本人学生は折り紙の折り方をベトナムの大学生に教えていました.本学部学生にとって,ベトナムの大学生との交流を通じ,ベトナムの大学における学生生活をはじめ,ベトナムの文化などを知る良い機会となりました.また,工学部で学んでいるベトナムからの留学生にとっても記憶に残るとても楽しいひとときでした.最後に訪日団よりお礼の挨拶と,ベトナムの大学生から六郷 工学部長へ記念品が手渡されました.

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 ランチ交流会では,ベトナム式の乾杯(乾杯:ヨー)で会が始まりました.また,途中で本学部生へのサプライズとして,ベトナムの大学生によるダンスを披露してくれました.その後,植松 美彦 教授(機械工学科/機械コース)の閉会の挨拶で終了となりました.
 岐阜大学工学部への訪問は限られた時間でしたが,ベトナムの大学生と本学部学生の交流親睦と相互理解を深めることができ,内容の濃い有意義なものとなりました.

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関連リンク
マレーシアの大学生訪日団26名が岐阜大学工学部訪問(4月18日)[本学工学部HP]
外務省 JENESYS2.0 (21世紀東アジア青少年大交流計画)HP
JICE(日本国際協力センター)HP
 岐阜大学金型創成技術研究センターHP
■ 岐阜世界青年友の会HP