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【行事】東海地区工業高等学校長教育研究会が工学部訪問(7月28日)

 2015(平成27)年7月28日[火曜],東海地区工業高等学校長教育研究会の皆様が岐阜大学工学部を訪問しました.「社会の発展に貢献する高度な技術者」を育成するため,工業高校教育と大学教育の連携,そして本学工学部の特徴を知ってもらうことが目的です.東海地区の工業高等学校の校長先生40名が来学されました.
 
 当日は宮坂 教授(機械工学科),大嶽 校長(多治見工業高等学校)の司会で進められました.六郷 工学部長より開会の挨拶,工学部の沿革・組織,高い専門性と広い国際的視野を持つ技術者を育成するための取組み,工業高校と工学部の共同研究・研修活動について紹介しました.次に今尾 副工学部長(入試担当)より,入試,教育および進学・就職状況について説明がありました.工学部の募集人員,出願要件,推薦入試結果,入試の変更点といった最新入試情報や工学部卒業生の進路,在学中の学生ケア(助言教員制度)などを説明しました.
 
 山口 勝也 君(大学院工学研究科1年),木村 智之 君(同2年)が岐阜大学における研究生活,本学部の魅力について紹介しました.二人は岐阜県内の工業高校から,岐阜大学工学部に進学・卒業し,現在大学院工学研究科に在籍しています.本学を志望した動機,受験勉強,現在行っている研究,学生生活などについて発表しました.発表後,校長先生方より二人に対し,予定時間を超える活発な質疑応答がありました.
 続いて,宮坂 教授より「ロケット研究を通じた高大連携」をテーマに説明しました.岐阜県の工業高校生が本学部の教員の指導で設計・製作・打上げる小型人工衛星"缶サット"プロジェクトについて紹介しました.
 
 研究室見学では4つの研究室を見学しました.ロケット,金型,ロボットおよびVR(Vertual Reality)に関する最先端の研究について教員・学生が紹介しました.校長先生方より多くの質問がありました.
 最後に閉会式では,亀井 校長(岐阜総合学園高等学校)と六郷 工学部長より挨拶がありました.「工業高校から国立大学工学部へ進学者を増やすためのカリキュラムの充実を図りたい」「工業高校教育と大学教育の連携に力を入れていきたい」と挨拶し,盛況のうちに終了しました.
 今回,本学部の充実した教育と研究環境,大学院工学研究科に在籍する学生(岐阜県内工業高校OB)の大学生活についてご紹介しました.工業高等学校の校長先生方,ご来学ありがとうございました.
 
関連リンク
【行事】工学部説明会を開催(2015.6)[工学部公式HP]