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【報告】工学附属知能科学研究センターで小中学生向けのプログラミングワークショップを行いました

 2018年12月及び2019年1月に、工学部附属知能科学研究センター主催による小中学生向けプログラミングワークショップを開催しました。
 まず2018年12月8日(土)9日(日)には、岐阜市科学館が主催する岐阜科学塾の塾生である中学生10名、小学生8名が、手のひらサイズのコンピューターであるRaspberry Pi(ラズベリーパイ)を使って、テキスト型プログラミング言語であるPython(パイソン)のプログラミングに挑戦しました。2019年1月12日(土)13日(日)には、岐阜市教育委員会が主催するプログラミング講座に参加した中学生7名が、同じくRaspberry Piを使ったPythonプログラミングに挑戦しました。
 Pythonは今AIプログラミングにおいて最も採用されているプログラム言語で将来性があり、且つ記述がシンプルなためテキスト型プログラミング言語の中では小中学生にもチャレンジしやすい言語と言われています。
 当日は、工学附属知能科学研究センターの特別協力研究員がメイン講師を務め、工学部の学生がファシリテーターを務めました。
 最初は慣れないキーボード入力に苦戦する子もいましたが、まずはPythonプログラミングでよく使うキーを中心にゲーム形式でキー入力を練習し、その後用意されたステップ課題をクリアする中で、全員が早く入力できるようになっていきました。また課題として用意されたコンピューターに挨拶させるプログラムや、九九計算プログラムを作成することでPythonプログラミングの基礎について学び、最終的にはオリジナルプログラムの作成まで行いました。
 オリジナルプログラムでは、課題として出題されたプログラムを元にクイズゲームを作成する子や、自由な発想でテキスト型の脱出ゲームを作成する子、また課題のビジュアルゲームを大胆に違うゲームに作り替える子など、大学生を驚かせるような面白いプログラムが作られました。
 今後も知能科学研究センターでは、テキスト型プログラミングの魅力を小中学生に伝える取組みを続けていきます。

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真剣に課題に取り組む中学生の様子(2018年12月8日) 作ったプログラムをグループ発表する中学生(2018年12月8日)
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Raspberry-Piを接続する小学生(2018年12月9日) 作ったプログラムをグループ発表する小学生(2018年12月9日)
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課題のスネークゲームをオリジナルゲームにアレンジする中学生①(2019年1月13日) 課題のスネークゲームをオリジナルゲームにアレンジする中学生②(2019年1月13日)
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課題のスネークゲームをオリジナルゲームにアレンジする中学生③(2019年1月13日) ワークショップを終えて記念撮影(2018年12月9日)


工学部附属知能科学研究センター キッズプログラミング研究会