海老原 昌弘(エビハラ マサヒロ) | |
EBIHARA Masahiro |
職名 | 教授 |
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学科 | 化学・生命工学科 |
コース | 物質化学コース |
金属原子間に結合をもつ錯体化合物を中心に研究を行っています.金属原子間の結合は金属元素の種類,酸化数等により変化し,最大五重結合までが知られています.この様な結合をもつ新奇な金属錯体を合成し,その構造をX線構造解析により明らかにし,様々な物理化学的測定により電子状態を明らかに知ることを目指しています.さらに,これらの錯体を規則的に配列させ,電気伝導性や磁性でこれまでにはない性質を示すものを合成したいと考えています.最近では以下のようなテーマの研究を行っています.
1.異種金属原子間に結合をもつ新奇複核および三核錯体の合成と電子状態解析
2.新奇ロジウム,ルテニウムおよびイリジウム複核錯体の合成とそれをモジュールとした集積構造の構築
3.ランタン型複核錯体を水素結合で連結した二量体における混合原子価状態に関する研究
図1 アミデート架橋ロジウム複核錯体と臭化物イオンからなるハニカム構造 | 図2 四重水素結合により結合したロジウム複核錯体二量体 |
錯体化学 金属原子間結合 集積構造