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地盤・地下水研究室の藤田隼平さん(大学院工学研究科博士前期課程2年)が第51回地盤工学研究発表会において優秀論文発表者賞を授与されました(社会基盤工学科)

題目:
扇状地における河道状況を考慮した地下水流動解析(著者:神谷浩二,近藤貴之,藤田隼平)
 
概要:
濃尾平野では,地下水位の回復と地盤沈下の沈静化に伴い,従来の揚水量規制から地下水を保全しながら利用する考え方に移行してきている.本報告は,濃尾平野の今後の地下水管理のあり方に資するため,木曽三川の一つである長良川を対象に,地下水調査や地下水流動解析に基づいて,河川からの地下水涵養機構を分析したものである.その結果,河川水位と地下水涵養量は河川流量の水位流量曲線式と同型式によって良好な関係で表され,また,河床勾配が緩やかな領域では涵養量が増加する傾向であることなどが明らかになった.
 
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