2014年6月16日
2014(平成26)年6月7,8日,”第9回公共政策デザインコンペ”(土木学会計画学研究委員会主催)が東北工業大学で開催されました.このコンペティションにおいて,社会基盤工学科(大学院社会基盤工学専攻)の学生チーム6名(工学部2年生から大学院2年生)の発表が「岡田賞」を受賞しました.
発表題目:「トラフィレンジャーによる快適な通勤・通学」
公共政策とは,国や地方自治体が実施するさまざまな施策を指します.国・地方公共団体は,私たちが生活する中で生じる社会環境問題(エネルギー,少子高齢化,過疎化,地域間格差など)についてその原因・背景を調査・分析し,問題を解決する新しい施策を提案・実施する必要があります.
今回のコンペティションでは,都市工学・社会基盤工学を学ぶ学生が参加し,実際の社会における問題を発見し,その原因を分析・調査し,その問題を解決する新たな手立てを立案します.
地域社会の抱える実際の課題を発見し,解決に向けた考えを明瞭にし,わかりやすく第三者に説明するプレゼンテーション能力が求められます.今回の受賞は学生チームの実践的な取り組みが高い評価をいただきました.
この学生チームは岐阜大学周辺の通勤・通学時間帯における混雑や交通諸問題を解決するため活動しています.学生向けには「トラフィレンジャー」の名前で,一般向けには「エントランス円滑課」の名前で,大学周辺の「ジュウタイガー」と戦っています.
トラフィレンジャーの皆さん,岡田賞の受賞おめでとうございます.岐阜大学周辺の住人の皆様のために,大学周辺の交通問題が解決するようご活動下さい.
関連リンク
■ 第9回 土木計画学公共政策デザインコンペ HP(土木計画学研究委員会HP内)
■ 第49回土木計画学研究発表会(土木計画学研究委員会HP内)
■ トラフィレンジャー(エントランス円滑課)HP
■ 社会基盤工学科学生チームが第8回公共政策デザインコンペで「黒川賞」受賞(社会基盤工学科HP)