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【国際交流】"JENESYS2.0" 東ティモールの大学生訪日団が岐阜大学工学部訪問(2/13)[2/23追記有]

 東ティモール民主共和国(以下;東ティモール)の大学生訪日団19名(大学生17名,職員2名)が2015(平成27)年2月13日[金曜],岐阜大学工学部を訪問しました(協力:国際戦略本部,工学部).この訪問は,"JENESYS2.0" (Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths;21世紀東アジア青少年大交流計画)の一環によるものです.
 JENESYS2.0とは,日本政府が推進する青少年交流事業で,東アジア各国の青少年を日本に招へいし,交流を通じて日本の強みである科学・ものづくり技術や,日本の歴史・自然といった魅力を世界に発信することで,日本ブランドや日本的な「価値」への国際的関心・理解を促進し,日本経済の活性化を目的としています.
 東ティモール大学生訪日団(メディア関係,2グループ)は,2月12日[木曜]~15日[日曜]までそれぞれ岐阜県・愛知県を訪問し,企業・自治体・学校および名所を訪問します.岐阜を訪問する1グループは,岐阜の人々と交流し,岐阜の自然・文化に触れ,岐阜の優れた科学技術・研究を学びます.今回,JICE(日本国際協力センター)中部支所より学校交流の要望を受け,工学部を訪問しました.

2015(平成27)年2月23日追記:中日新聞に掲載されました(本ページ下に示します).

JENESYS2.0東ティモール学生訪日団(2015.2.13)
 当日は,大学院工学研究科博士前期課程1年 大野 慎治 君の司会で進められ,東ティモール大学生訪日団代表より来日の挨拶,六郷 惠哲 工学部長から歓迎の挨拶と工学部紹介,嶋 睦宏 グローバル化推進室長より,グローバル環境・エネルギーコース(2015年4月開講予定)の紹介が行われました.その後工学部の実験室見学が行われ,吉田 弘樹 准教授(電気電子・情報工学科/電気電子コース)よりレーザーに関する研究や実験装置,高橋 康宏 准教授(同)より,集積回路に関する研究や実験装置の説明がありました.東ティモールの大学生は最先端の研究内容や実験装置の説明に熱心に耳を傾け,活発な質問がありました.

JENESYS2.0東ティモール学生訪日団(2015.2.13)
  次に学生との交流会が行われました.工学研究科電子情報システム工学専攻に在籍する東ティモール留学生による岐阜大学での学生・研究生活のプレゼンテーションの後,東ティモール大学生と本学部学生・大学院生21名との意見交換会が行われました.1)東ティモールと日本の印象,2)趣味などについて主に英語を交え意見交換を行いました.本学の学生にとって,東ティモールの大学生活・文化を知る良い機会となりました.また,工学部で学ぶ東ティモールからの留学生にとって,思い出に残る楽しいひとときでした.

JENESYS2.0東ティモール学生訪日団(2015.2.13)
 ランチ交流会では,日本式の乾杯で会が始まりました.本学学生へのサプライズとして,東ティモールの大学生による踊りを披露してくれました.本学の学生も一緒になって踊り,とても盛り上がりを見せました.訪日団よりお礼の挨拶と,訪日団代表より六郷 工学部長へ記念品(ストール)が贈られました.最後に吉田 准教授から,東ティモールの発展を期待していることや,さらに交流を進めたいと閉会の挨拶があり,盛況のうちに終了しました.

JENESYS2.0東ティモール学生訪日団(2015.2.13)
 岐阜大学工学部への訪問は限られた時間でしたが,東ティモールの大学生と本学部学生の交流親睦と両国の文化の相互理解を深めることができ,とても有意義なものとなりました.

■中日新聞に掲載されました.
・平成27年2月15日 中日新聞より(朝刊 22面)
 本ページに掲載された記事及び写真は中日新聞社の許諾を得て転載しています.
中日新聞朝刊記事(2015.2.15掲載)

関連リンク
■ "JENESYS2.0" ベトナム大学生訪日団27名が岐阜大学工学部訪問[工学部公式HP(2014.6.27掲載)]
■ "JENESYS2.0" マレーシア大学生訪日団26名が岐阜大学工学部訪問[工学部公式HP(2014.4.19掲載)]
■ 外務省 JENESYS2.0 (21世紀東アジア青少年大交流計画)HP
■ JICE(日本国際協力センター)HP