ITOH Takashi | |
職名 | 教授 |
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学科 | 電気電子・情報工学科 |
コース | 電気電子コース |
薄膜シリコン系太陽電池ならびにナノ構造炭素材料に関する研究を行っています。
太陽電池は、環境にやさしい新エネルギー源として期待されています。その一つである薄膜シリコン系太陽電池は、変換効率が低いという問題があります。薄膜シリコン系太陽電池では、構造不均一性を持つ微結晶材料が用いられているため、局所的発電特性が異なり、それが巨視的な発電特性を低下させている可能性があります。また、薄膜シリコン系太陽電池の変換効率は、光吸収層材料の欠陥密度に大きく影響されます。そこで、薄膜シリコン系太陽電池の高効率化に向けて、現在以下の研究に取り組んでいます。
・局所的発電特性評価技術の開発
・光吸収層材料の欠陥評価に関する研究
近年、カーボンナノチューブやグラフェンなど、カーボンナノ材料が注目されています。カーボンナノウォール(CNW)は、カーボンナノ材料の一つで、グラファイトで構成されたウォール状の構造が基板に自立した構造を持ちます。その応用に向けて、現在以下の研究に取り組んでいます。
・CNWの構造制御に関する研究
・CNWの電気的・光学的特性評価
カーボンナノウォールの走査型電子顕微鏡写真
薄膜シリコン、太陽電池、カーボンナノ材料